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あなたはダーレ?

今や日本のトップホースとなったアドマイヤムーンを総額約40億円で買い取るニュースが競馬界をにぎわせているが、その購入者というのがUAEのシェイク・ムハンマド・ビン=ラーシド・アール=マクトゥーム(シェイク・モハメド殿下)だ。

モハメド殿下は、競馬に大変な興味を持ち、世界でも有数のオーナーブリーダーとして名を広めている。競走馬の生産・管理・調教などを行う組織は、ゴドルフィンと名づけられ活動している。

世界最高額賞金を誇る競走、ドバイワールドカップやワールドレーシング・チャンピオンシップを創設したのもモハメド殿下だ。



そのモハメド殿下は、日本の競馬にも興味を持ち、日本法人「ダーレー・ジャパン・レーシング」は、既に03年に地方競馬の馬主に登録され、船橋競馬を拠点に活躍している。昨年は全日本2歳優駿、今年はジャパンダートダービーをフリオーソで制しており、中央競馬への足がかりとしてきた。

そして、今月の18日付けでようやく高橋行政JRA理事長の承諾が得られ、JRAでの馬主登録が完了した。これにより、競走馬登録、馬名登録、美浦や栗東のトレセンン入厩ができるようになり、早ければ8月中にも中央競馬への出走がJRA所属として可能となる。

しかし、これまでの道のりは長く険しく、ものすごく大変だっただろう。始まりは2年前の05年3月で、ダーレー・ジャパン・ファーム有限会社が馬主登録を申請したが、日本国内の生産者や馬主団体からの反発・圧力があり自ら申請を取り下げてしまった。その翌年に再度申請を行ったのだが、法人の黒字の要件が満たされていなかったのが原因で申請が却下された。これが火種となり、行政不服審査法に基づく異議申立を行い、今年になってようやく申請が承諾された。

これは、日本競馬がパート1国になったことで、海外の競馬界の目が厳しくなったことや、ドバイの競馬に日本馬がドンドン参戦していること、さらにアドマイヤムーンが勝利してしまったものだから、いつまでも申請を跳ね除けることはムリと判断したものではないかと考えられる。

これからは、日本競馬にも海外資本をドンドン注入し、「Jpn」などとワケの分らないレース名は削除できるようにJRAにも頑張って欲しい。


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